北海道・日高地方にある指定牧場で、芋・麦を主体にした特殊配合飼料を与え育成した、黒豚血統を含む四元豚、
世界最高水準の設備で処理することで、相互汚染を完全に防ぎ、白く清潔な精肉に
オーナー兼シェフであるわたしもかつては千葉県全域の畜産農家を営業マン
として駆け巡る時代がありました。
何故神威豚を素材としてチョイスしたのか・・・それは 単純に千葉県には無いからです。 そして環境 千葉県の農場も数多く見てきましたがここまでの環境と飼料でこの配合で育った豚に
出あったことなど千葉県にはないからです。
かつては県内産の黒豚交雑種を丸ごと農場から直接仕入れてやってみたりもしましたが、なかなか個人店で一頭さばききれるものでもなく、ロスも多いのでやめて
現在は食材屋さんを通じて全国の銘柄肉をこのような環境条件の良い農場からの新鮮な肉を仕入れることができ、部位ごとに仕入れできるので、効率もよく鮮度もいいので
今後も神威豚に限らず、料理人としてこのような形で仕入れ、高齢化社会にむけ、安全で、よりおいしいより楽しめる 味の提供ができたらと考えます。
飼料高騰による経営圧迫、食肉の輸入自由化問題、食の安全性への要求、消費者ニーズの多様化・・・・ご存知のとおり、畜産経営は今、厳しい冬の時代の様相に直面しています。畜産業がこれからの時代を生き残っていくためには、経営を合理化しつつ、安全で美味しく価格競争力のある食品を消費者に提供できるかが鍵なのです。
『生産コストの削減と安全な食品の生産』・・・この一見難しいと思われるテーマを解決するためにはどうしたら良いのか？・・・その答えは飼養管理の原点にあるとサナは考えます。
「飼養管理の原点」・・それは家畜本来の生命力を活かした健全な家畜飼育の実現・・・飼育環境の改善や飼料の栄養バランス等の見直しにより、抗生物質等の薬剤に過度に依存しない健康的な家畜飼育を目指すものです。
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